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22
フォアサム(通称「オルタネートショット」)
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規則の解釈
22.1
フォアサムの概要
22.2
パートナーはいずれもサイドのために行動することができる
22.3
サイドはストロークを交互に行わなければならない
22.4
ラウンドのスタート
22.4a
最初にプレーするパートナー
22.4b
スタート時間とスタート地点
22.5
パートナーたちはクラブを共有することができる
22.6
ストロークを行うときにパートナーの後方にプレーヤーが立つことに関する制限
規則 21
規則 23
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22
フォアサム(通称「オルタネートショット」)
規則の目的:
規則22はフォアサム(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)を扱っている。フォアサムは2人のパートナーが1つのサイドとして1つの球を交互にプレーする。このプレー形式のための規則は、ホールをスタートするためにパートナーたちが交互にティーオフし、交互にプレーしてホールを終えることを除いては、個人プレーに対するものと本質的に同じである。
22
フォアサム(通称「オルタネートショット」)
22.1
フォアサムの概要
フォアサム
(通称「オルタネートショット」)は
パートナー
を伴うプレー形式(
マッチプレー
か
ストロークプレー
のいずれか)で、2人の
パートナー
が1つの
サイド
として各ホールで1つの球を交互にプレーして競技する。
規則1~20はこのプレー形式(個人のプレーヤーを扱うのと同じ方法で1つの球をプレーする
サイド
を扱う)に適用するが、これらの特別規則によって修正される。
この形式の変形はスリーサムとして知られる
マッチプレー
の1つの形式である。スリーサムは個人のプレーヤーが2人の
パートナー
(次の特別規則に基づいて交互にプレーをする)からなる1つの
サイド
に対して競技する。
22.2
パートナーはいずれもサイドのために行動することができる
2人の
パートナー
は1つの球のみをプレーする1つの
サイド
として競う。したがって:
いずれの
パートナー
も
ストローク
を行う前にその
サイド
に対して認められる行動をとることができる。例えば、その球の箇所を
マーク
すること、拾い上げること、
リプレース
すること、
ドロップ
すること、そしてプレースすること(その
サイド
として次にどちらの
パートナー
がプレーする順番なのかは関係ない)。
パートナー
とその
キャディー
は他の
パートナー
の
キャディー
が援助することが認められる方法で他の
パートナー
を援助することができる(例えば、
アドバイス
を与えたり、求めること、そして
規則10
に基づいて認められる他の行動)。
しかし
、
パートナー
とその
キャディー
は他のパートナーのキャディーに規則が認めていない援助を与えてはならない。
いずれの
パートナー
かいずれの
キャディー
がとった行動や規則違反はその
サイド
に適用する。
ストロークプレー
では、
パートナー
のうち1人だけがその
サイド
の
スコアカード
を証明する必要がある(
規則3.3b
参照)。
22.3
サイドはストロークを交互に行わなければならない
各ホールで、
パートナー
たちは
サイド
のために各
ストローク
を交互に行わなければならない:
パートナー
は各ホールの
ティーイングエリア
から最初にプレーする順番を交互としなければならない。
ホールの
ティーイングエリア
からのその
サイド
の最初の
ストローク
の後、
パートナー
たちはそのホールの残りの
ストローク
を交互に行わなければならない。
ストローク
が取り消される、再プレーされる、または他の規則に基づいて
ストローク
をカウントしない場合(この規則に違反して間違った順番でストロークを行った場合を除く)、その
ストローク
を行った同じ
パートナー
がその
サイド
のための次の
ストローク
を行わなければならない。
その
サイド
が
暫定球
をプレーすることを決定した場合、その
サイド
の次の
ストローク
をプレーすることになる順番の
パートナー
がプレーしなければならない。
その
サイド
に対する罰は
パートナー
が交互に行うプレーの順番には影響しない。
規則22.3に違反し、間違った順番で
ストローク
を行ったことに対する罰:
一般の罰
。
ストロークプレー
では、その
サイド
は誤りを訂正しなければならない:
正しい順番の
パートナー
が、その
サイド
が間違った順番で最初に
ストローク
を行った所から
ストローク
を行わなければならない(
規則14.6
参照)。
間違った順番で行った最初の
ストローク
と、その後に誤りが訂正されるまでに行ったすべてのストローク(行った
ストローク
と単にその球をプレーしたことによる罰打を含む)は、カウントしない。
別のホールを始めるための
ストローク
を行う前に(その
ラウンド
の最終ホールでは、
スコアカード
を提出する前に)、その
サイド
がその誤りを訂正しなかったときは、その
サイド
は
失格
となる。
22.4
ラウンドのスタート
22.4a
最初にプレーするパートナー
ラウンド
をスタートするとき、競技の条件でどちらの
パートナー
が先にプレーしなければならないかを決めていなければ、
サイド
はどちらの
パートナー
が最初の
ティーイングエリア
からプレーするのかを選ぶことができる。その
サイド
の
ラウンド
は
パートナー
がその
サイド
の最初のホールをスタートするために最初の
ストローク
を行ったときに始まる。
22.4b
スタート時間とスタート地点
規則5.3a
は、
サイド
のどちらが最初にプレーするかに応じて、各
パートナー
に別々に適用する:
最初にプレーする
パートナー
はスタート時間にスタート地点でプレーする準備ができていなければならず、そしてスタート時間(時間前ではなく)にスタートしなければならない。
2番目にプレーする
パートナー
はスタート時間にそのスタート地点か、そのホールで
ティーイングエリア
からプレーした球が止まることが予想される場所の近くにいなければならない。
パートナー
のいずれかがこの方法でその場にいなかった場合、その
サイド
は
規則5.3a
の違反となる。
22.5
パートナーたちはクラブを共有することができる
規則4.1b(2)
は
パートナー
たちの持っているクラブの合計本数が14本を超えなければ、クラブを共用することを認めるように修正される。
22.6
ストロークを行うときにパートナーの後方にプレーヤーが立つことに関する制限
規則10.2b(4)
の制限に加え、プレーヤーは、その
サイド
の次の
ストローク
のための情報を得るために、
パートナー
が
ストローク
を行っている間に球の後方の
プレーの延長線
上やその近くに立ってはならない。
規則22.6の違反の罰:
一般の罰
。
より探求する
規則 1
ゲーム、プレーヤーの行動、規則
規則の目的 規則1はプレーヤーに対してこのゲームの主要な原則を説明している: コースはあるがままにプレーし、球はあるがままにプレーする。 規則に従い、ゲームの精神の下でプレーする。 規則に違反した場合は、マッチプレーの相手やストロークプレーの他のプレーヤーたちより潜在的な利益を得ること...
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規則 2
コース
規則の目的:規則2はコースについてすべてのプレーヤーが知っておくべき基本事項を説明している: 5つの定義されたコースエリアがある。 プレーの障害となる可能性のあるいくつかの種類の定義された物や状態がある。 これらは球をプレーするときや救済を受けるときのプレーヤーの選択肢に影響を及ぼすこと...
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規則 3
競技
規則の目的:規則3はすべてのゴルフ競技の3つの主な要素を扱っている: マッチプレーかストロークプレーでプレーする。 個人としてプレーするか、サイドの1人としてパートナーと共にプレーする。 グロススコア(ハンディキャップストロークを適用しない)か、ネットスコア(ハンディキャップストローク...
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規則 4
プレーヤーの用具
規則の目的:規則4はラウンド中にプレーヤーが使用することができる用具を扱っている。ゴルフはその成功がプレーヤーの判断力、技術、能力によって決まる挑戦するゲームであるという原則に基づいて、プレーヤーは: 適合クラブと適合球を使用しなければならない。 14本以下のクラブに制限される。 プレ...
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規則 5
ラウンドをプレーすること
規則の目的 規則5はラウンドをプレーする方法を扱っている(例えば、プレーヤーはラウンドの前やラウンド中に、コースのどこで、いつ練習を行うことができるのか、ラウンドはいつ始まり、いつ終わるのか、また、プレーを中断するときや再開するときに何が起こるのか)。プレーヤーは次のことが期待される: 各ラウ...
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規則 6
ホールをプレーすること
規則の目的:規則6はホールのプレー方法を扱っている。例えば、ティーイングオフに関する特定の規則、取り替えが認められている場合を除いてホールを通して同じ球をプレーすることの要件、プレーの順番(ストロークプレーよりマッチプレーにおいて重要)、そしてホールを終了すること。...
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規則 7
球の捜索:球を見つけること、確認すること
規則の目的 規則7はプレーヤーが各ストロークの後に自分のインプレーの球をフェアに捜索するために合理的な行動をとることを認めている。 しかし、プレーヤーが行き過ぎた行動をしてそのプレーヤーの次のストロークに影響を及ぼす状態を改善する原因となった場合は罰を適用することになるので、プレーヤーは注意を...
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規則 8
コースはあるがままにプレー
規則の目的 規則8はこのゲームの主要な原則 「コースはあるがままにプレー」を扱っている。プレーヤーの球が止まった場合、プレーヤーはストロークに影響を及ぼす状態を通常は受け入れなければならず、その球をプレーする前にその状態を改善してはならない。しかしながら、それらの状態を改善してしまうことになったとし...
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規則 9
球はあるがままにプレー;止まっている球が拾い上げられる、動かされる
規則の目的 規則9はこのゲームの主要な原則 「球はあるがままにプレー」を扱っている。 プレーヤーの球が止まり、その後、風や水などの自然の力によって動かされた場合、そのプレーヤーは通常は新しい箇所からその球をプレーしなければならない。 止まっている球が、ストロークが行われる前に誰かに、または...
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規則 10
ストロークのための準備とストロークを行うこと;アドバイスと援助;キャディー
規則の目的:規則10は、ストロークのための準備とストロークを行う方法を扱っており、プレーヤーが他の人(キャディーを含む)から得ることができるアドバイスや他の援助も含んでいる。その根底にある原則は、ゴルフは技術と個人の挑戦のゲームであるということである。...
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規則 11
動いている球が偶然に人、動物、物に当たる;動いている球に影響を及ぼす故意の行動
規則の目的:規則11は動いているプレーヤーの球が人、動物、用具、その他コース上の物に当たった場合に行うことを扱っている。この当たったことが偶然に起きた場合、罰はなく、プレーヤーは通常、その結果が良くても悪くてもそれを受け入れなければならず、その球が止まった所からプレーしなければならない。規則11はま...
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規則 12
バンカー
規則の目的:規則12はバンカーのための特別規則である。バンカーは砂地から球をプレーするプレーヤーの能力をテストするために特別に作られた区域である。プレーヤーがこの挑戦に立ち向かうことを確実にするため、ストロークを行う前に砂に触れることや、バンカーの球に対して受けることができる救済の場所に関していくつ...
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規則 13
パッティンググリーン
規則の目的:規則13はパッティンググリーンのための特別規則である。パッティンググリーンは球を地面の上で転がしてプレーするために特別に作られており、各パッティンググリーンのホールには旗竿がある。したがって、他のコースエリアとは違った特定の規則が適用となる。...
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規則 14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
規則の目的:規則14はプレーヤーがいつ、どのようにして止まっている球の箇所をマークし、その球を拾い上げ、ふくことができるのか、そして球を正しい場所からプレーするために、どのような方法で球をインプレーに戻すのかを扱っている。 拾い上げた球や動かした球をリプレースすることになる場合、同じ球を元の箇...
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規則 15
ルースインペディメントと動かせる障害物(プレーの援助や障害となる球またはボールマーカーを含む)からの救済
規則の目的:規則15はプレーヤーがルースインペディメントと動かせる障害物から罰なしに救済を受けることができる場合とその方法を扱っている。 これらの動かせる自然物や人工物はコースをプレーする上での挑戦の一部とは扱われず、それらがプレーの障害となる場合、プレーヤーは通常、それらを取り除くことが認め...
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規則 16
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)、危険な動物の状態、地面にくい込んだ球からの救済
規則の目的: 規則16は違う場所から球をプレーすることによって罰なしの救済を受けることができる場合とその方法を扱っている(例えば、異常なコース状態や危険な動物の状態による障害がある場合)。 これらの状態はコースをプレーする上での挑戦の一部ではなく、ペナルティーエリアを除き、罰なしの救済が一般的...
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規則 17
ペナルティーエリア
規則の目的:規則17はペナルティーエリア(球が紛失したり、プレー不能となったりする ことが多い水域や、委員会が定めた他のエリア)に対する特別規則である。...
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規則 18
ストロークと距離の救済、紛失球、アウトオブバウンズ、暫定球
規則の目的:規則18は、ストロークと距離の罰に基づく救済を受けることを扱っている。球がペナルティーエリア以外の場所で紛失したり、アウトオブバウンズに止まった場合、ティーイングエリアからホールへとプレーすることの連続性が途絶える;そのプレーヤーは直前にストロークを行った場所から再びプレーをすることによ...
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規則 19
アンプレヤブルの球
規則の目的:規則19はアンプレヤブルの球に対するプレーヤーのいくつかの救済の選択肢を扱っている。この規則はプレーヤーにコース(ペナルティーエリアを除く)の難しい状況から脱出するために通常は1罰打で使用する選択肢を選ぶことを認めている。...
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規則 20
ラウンド中の規則問題の解決;レフェリーと委員会による裁定
規則の目的:規則20はプレーヤーがラウンド中、規則についての疑問がある場合、プレーヤーが後で裁定を得る権利を守ることができる手続き(マッチプレーとストロークプレーでは異なる)を含め、どうするべきかを扱っている。 この規則はまた事実問題を決定し、規則を適用する権限を持つレフェリーの役割を扱っている。レ...
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規則 21
個人ストロークプレーとマッチプレーの他の形式
規則の目的:規則21は、通常のストロークプレーとは異なったスコアリングのストロークプレーの3つの形式:ステーブルフォード(ホールごとに与えられたポイントによるスコアリング);最大スコア(各ホールのプレーヤーのスコアの最大を制限する);パー/ボギー(マッチプレーのスコアリングをホールごとに使用する)を...
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規則 23
フォアボール
規則の目的:規則23はフォアボール(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)を扱っている。フォアボールはパートナーたちが1つのサイドとして各自別々の球をプレーして競技する。ホールのサイドのスコアは、そのホールでのパートナーたちのうち少ない方のスコアとなる。...
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規則 24
ティーム競技
規則の目的:規則24はティーム競技を扱っている(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)。ティーム競技では複数のプレーヤーやサイドがティームとして競技し、そうしたラウンドやマッチの結果が集計され、ティーム全体のスコアとなる。...
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規則 25
障がいを持つプレーヤーのためのゴルフ規則の修正
規則の目的:規則25は特定の障がいを持つプレーヤーが障がいを持たないプレーヤー、同じ障害をもつプレーヤー、異なるタイプの障がいを持つプレーヤーとフェアにプレーすることができるように特定のゴルフ規則の修正を規定している。...
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